少年時代にラジコンされていた方が最近になって復活された方も多いはず。
その時誰もが悩む言葉 『 ナローバンド 』??
昔使っていたプロポ(スリスタル)は旧バンドと呼ばれるようになったし悲しい事に レース等での旧バンド使用は ルール違反と成りつつある。
ここでは旧バンドとナローバンドの周波数の比較と共に、もう一度バンド(周波数)について学習しようというコーナー!


@ RCの電波は、法律で決められている。

電波は、放送用などをはじめ、緊急用や警察用、更には軍事用など、通信手段として重要な役目を持ち、幅広く使われています。もし、これらの電波が乱され通信が妨げられるような事がおきれば大きな混乱がおきてしまいます。その為法律によって電波を使える資格や目的によって使う電波の種類(周波数)が決めれています。RCに使われている電波の種類は下記の表のようになっています。

★ ラジオコントロールに許されてる電波

バンド 送信周波数 表示プレート 用途
一般用
27
MHz
新(ナロー)
01 26.975MHz 地上・水上用
(車・舟など)
02 26.995MHz
03 27.025MHz
04 27.045MHz
05 27.075MHz
06 27.095MHz
07 27.125MHz
08 27.145MHz
09 27.175MHz
10 27.195MHz
11 27.225MHz
12 27.255MHz
RC専用
40
MHz
61 40.61 MHz
63 40.63 MHz
65 40.65 MHz
67 40.67 MHz
69 40.69 MHz
71 40.71 MHz
73 40.73 MHz
75 40.75 MHz
77 40.77 MHz 黄色 空用
(飛行機など)
79 40.79 MHz
81 40.81 MHz
83 40.83 MHz
85 40.85 MHz
RC専用
72
MHz
17 72.13 MHz 水色
18 72.15 MHz
19 72.17 MHz
20 72.19 MHz
21 72.21 MHz
50 72.79 MHz
51 72.81 MHz
52 72.83 MHz
53 72.85 MHz
54 72.87 MHz

27MHZ帯の電波はおもちゃなどのラジオコントロールやトランシーバー等にも使われている。
40MHZ帯と72MHZ帯の電波は、RCモデル専用で、車や船など陸上、水上用と飛行機などの空用に分けられています。これらの電波のプロポを使う場合は、日本ラジコン模型安全協会に規定料金を納めて登録する必要があります。この登録は登録代行店になっている模型店などで出来ます。なお、27MHZ帯の場合は、登録の必要はありません。

A バンドが違えば同時使用が可能

上の表のように、RCモデルに使われている電波は27MHz・40MHz・72MHz帯の3波で、それぞれをさらに細かく分けて使っていきます。この細かく分けられた区分を 『 バンド 』 と呼び、番号が付けられます。バンド番号が違えば周波数が違いますので、電波の混信がなく、同時にコントロールが出来ます。RCカーに使われるバンドは17種類ありますので、それぞれ違うプロポを使えば、最大17台まで同時に走行や飛行が楽しめます。

27MHz帯は、以前は 1〜6(旧)バンド に分けていましたが、現在は細かく 01〜12(ナロー)バンド まで分けられています。1〜6(旧) と 01〜12(ナロー)バンド には周波数が同じだったり、近いものがある為混信しやすいのでいっしょには使わないようにしましょう。

B クリスタル変更で、バンドは変えられる。

プロポのバンドを決めているのが、送信機と受信機についている クリスタル です。このクリスタルを違うバンド番号のものに変える事ことで、バンドを変えることが出来ます。
送信機用のクリスタルには、周波数の前に 『 T 』 と書かれている。
(T 27.075 みたいに)

【 クリスタル変更にも制限がある 】
 クリスタルの変更は、27MHz・40MHz・72MHz帯のそれぞれの区分けの中だけで可能。たとえば27MHz帯の中の01番と10番・40MHz帯の63番と67番といった変更は可能ですが、01番と61番といったような27MHz帯と40MHz帯のクリスタルを入れ替えて使う事は出来ません。

【 クリスタル変更は必ずペアで 】
 クリスタルには、送信機用クリスタルと受信機用クリスタルがあり、それぞれ同じバンド番号が表紙されています。クリスタルを変える時、片方のクリスタルだけを違うバンドのものにしてもコントロールできません。またメーカーによってよっても微妙〜に違う事があります。必ず使用してるプロポと同じメーカーのクリスタルを、送信機と受信機のペアで入れ替えして下さい。

【 AM用とFM用では種類が違う 】
 プロポには電波信号の送り方の違いで AMプロポとFMプロポがあり、それぞれ専用のクリスタルが使われています。AMプロポにFMプロポ用クリスタルを使ったり、その逆もできません。

C バンド確認で混信を防ぐ。

RCの電波は空中で 約2km、地上でも 約500m も届いてしまう事があります。近くでRCモデルを動かしている人がいたら、必ずそのバンド番号を確認して下さい。もし同じバンド番号だったら、お互いの電波が混信し有ってコントロール出来なくなってしまいます。交互に操縦するか、違うバンド番号のクリスタルがあったらバンドを変えるなどして混信を防ぎましょう。

RCの車でも飛行機でも船でも同じ電波を使ってます。モデルが違ってもバンドが同じであれば 混信します。
AMプロポとFMプロポでも、バンドが同じであれば 混信します。
トランシーバーやおもちゃのRCにも要注意! 27MHz帯が使われていますんで 混信します。

D 電池が減ればノーコンに!

送信機の電池が減っても、受信機の電池が減っても、ノーコン(コントロール出来ない状態)になります。送信機にはメーターなどが付いていて確認できますが、受信機用などにはメーターがなく要注意です。また、電動RCカーなどでは走行用バッテリーを受信機用電源として共用している場合(アンプ仕様)は、バッテリーが減ってスピードが遅くなるとノーコンになる場合もありますから、早めに走行をやめることが必要です。最近のアンプには、バッテリーが減ってくると自動的に止まる機能がついた物もある。